私の生活には、コーヒーが欠かせません。
朝目覚めのコーヒーから始まり、夜の睡眠に影響がない午後3時ギリギリまで、特に制限なくコーヒーを飲む生活をしてきました。
最近「アトピー性皮膚炎」と本気で向き合いたいと考える、その情報のあちこちでみかける「副腎疲労(ふくじんひろう」というワード、そしてカフェインの文字。
どうやら、カフェインの摂取が「副腎疲労」を招き、その結果アトピー性皮膚炎の原因の一つになっている、ということのようです。
そこで、眠気やだるさを感じなかったある日、私は無計画にコーヒーを飲むのを辞めてみたのです。深く考えず、とりあえず実験してみたいという気持ちでした。
しかしそれは大きな間違いでした。
その日私が体験したこと、その事からどう考え、今後どう行動していくかについてまとめていきたいと思います。
その時経験した強烈な離脱症状は?
“「これまで経験した頭痛と比べ、最もひどい頭痛」と表現する人もいます。”
https://www.e-heartclinic.com/kokoro-info/special/mental_7.html心療内科・神経科ハートクリニックHPより
まさしく、今まで経験した事の無いほどの頭痛に襲われました。そして胃をひっくり返すような強烈な吐き気。
どうしてそこまで悪化したのか?その日を振り返ります。
過ごし方は?
その日は午前中から調子が良く、頭が冴えていたので、朝のコーヒーを飲むことを忘れていたのです。
なので「今日はこのまま飲まずにどこまでいられるのか試してみよう」と、飲まない状態のまま過ごしてみました。※その時点で前日の午後3時以降「カフェインレス」の状態です
その後家族で外出し、そのまま義実家へ。
昼食後のせいか、少しだるさや眠気、そして軽い頭痛がありましたが、大きな違和感もなく子供と遊びながら夕方まで過ごすことができました。
ところが、午後4時ぐらいになり急激に頭痛がひどくなったのです。
私はもともと偏頭痛が起きるタイプなので、頭痛についてはある程度慣れがあります。対処として、いつもであれば違和感の段階で頭痛薬を飲んでしまいます。
ですが今回に限って、頭痛薬に含まれる「無水カフェイン」の存在が、それを躊躇(ちゅうちょ)させていました。飲むタイミングを誤ってしまったのです。
対処が困難になった理由、頼みの頭痛薬が・・・
あっという間に、のた打ち回りたくなる、頭を抱え込んでうなりたくなるほどの激しい頭痛に進化しました。そして痛みは全範囲に及びます。※いつもは後頭部がメイン
同時に胃をひっくり返す勢いの吐き気まで発生。
カフェインレス実験はもちろん終了、それは決定事項でした。一番の選択肢は「頭痛薬を飲むこと」しかし、もうその段階では対処が難しくなってしまっていたのです。
既に何度かトイレに駆け込み、胃の中は空っぽ。そして何かを入れようものなら、それが刺激になってまた吐いてしまうという状況なのです。
おそらく子供の嘔吐時の対処と同じで、少し間をおいてからスプーン一杯の水を飲むことからスタートしないといけなそうだ・・・とも考えましたが
頭痛すぎて、その猶予はない!
一度頭痛薬を必死に飲み下します。
がほどなくして全て嘔吐。もう、泣きそうです。いや少し泣いていました。
ほうじ茶が私を救う
[chat face=”inCollage_20210420_184644103.jpg” name=”夫(神)” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]気持ち悪いなら外で風当たってきなよ~[/chat]
と涼しい顔で言われて、正直かなりムカつきましたが、試せるものなら何でも試したかったので、義実家にあったほうじ茶ペットボトルを片手に外へ。
結果正解でした笑
外の空気と田舎の風景で、吐き気を少しずつ収めながらほうじ茶を飲みます。※カフェインの摂取かねて ほうじ茶のさわやかな苦さは、吐き気を最小限にとどめてくれました。
救世主でした。←大げさ
吐き気のコントロールが効いてきた段階で、部屋へ戻って頭痛薬に再トライ。
[chat face=”inCollage_20210420_182040703.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]何とか、何とか少しだけでも吸収してくれ~!!![/chat]
私はそのあと、テーブルに突っ伏して気を失いました(マジです)
そして目が覚めた時、あの激しい頭痛と吐き気がすーっと消えていることに気が付きました(時間にして15分程)
ほうじ茶のおかげか、イブquickのおかげか。なんとか普通の状態を取り戻すことができました。
そして何より、義父母・義兄に相当ドン引きされたことは間違いないと思います。
私はカフェイン中毒?自覚は無かった。
私にとってコーヒー(カフェイン)が必要不可欠になったのは、断乳後です。
双子との生活で蓄積していく睡眠不足。それでもどうしても起きていなければならない、動かなければならない時にコーヒーが必要だったのです。
元々コーヒーは好きで、甘い飲み物よりブラックコーヒーを好んで飲んでいましたが、妊娠を機にカフェインを断つことができましたし、その時には離脱症状などありませんでした。
産後も、断乳するまではデカフェ(カフェインレスコーヒー)で過ごして、断乳後から徐々にコーヒーを再開。量や頻度は増えましたが、「正常範囲でコントロールできている」と思って疑いもしませんでした。
実際、多くても1日にインスタントのドリップコーヒーを2杯程度。それほど多いとは思ってもいませんでした。ですがおそらく、「私には多すぎた」のだと思います。
この経験で思ったこと、今後のコーヒーとの付き合い方
今回の経験で私が思ったことは2つです。
・コーヒー(カフェイン)を辞めてみたい
・急にカフェインを断つことはできない
コーヒーは大好きなので、完全に辞めたいとは考えていません。一度「カフェインのない生活」の心地よさを実感してから、コーヒーとの付き合い方を考え直したいということです。
そして今回のような離脱症状は2度と経験したくありません。周りも大迷惑・・
ですから、今後の方針は以下の通り。
まずは減らすことから
今まではおおむね朝と午後に1杯ずつのドリップコーヒーを飲んでいました。(計2杯)
それを一杯までにします。正確には1杯を2杯分にして午前・午後に分けて飲む
慣れてきたら、1杯のドリップ量を減らしていきます。
1ヶ月ほどを目安に、コーヒーの量を現在の1/4程度にできればと思っています。
どうしても口さみしい時はデカフェを併用
妊娠中・産後しばらくはデカフェを愛飲していました。
私のお勧めはダントツでモンカフェのカフェインレスコーヒーです!カフェインレス独特の「物足りなさ」が極限まで軽減されています。
いつかカフェインレスの比較レビュー書こうかなと思います♪
ちなみに、スターバックスコーヒーのカフェインレスも、私はとても好きでした。当時はコモドドラゴンという種類だったのですが、販売が終了してしまったようです・・こちらも試してみたいと思います!
一旦、カフェイン無の生活を継続してみる
コーヒーを減らすことに慣れたと感じたら、思い切って辞めてみたいと思います。そして体の変化を確認しながら過ごし、快適度を自分なりに測っていきたいと思います。
その結果、アトピーにも良い影響があればよいな・・・とひそかに期待しています。
まとめ
今回非常に痛い目にあって、結果として脱カフェインの生活を目指すことにしました。
少し長いスパンで計画を進行するので、どうなっていくか、場合によっては計画を柔軟に変更しながら楽しんで進めていきたいと思います。
大好きなコーヒーと、程よい距離感で長く付き合っていくために、今は少し距離を置いて生活していきたいと思います。
[chat face=”inCollage_20210420_182040703.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]恋人みたいやん[/chat]
私の辞めてみたシリーズ↓
https://kamisamanoiutoori.com/glutenfree-nobreadday/
コメント