MENU

【ねえやんと共につづる】既婚バンドマンの置き土産

みんなそれぞれ忘れられない恋の1つや2つあると思うんだけれど。

[chat face=”inCollage_20210420_182040703.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]え?あるよね??[/chat]

今回は若かりし頃のちょっとだけ苦甘い思い出をつづっていこうかと思います。

お相手は過去のこちらの記事で、最初の方にちょちょっと登場した(いや、正確に言うと登場はしてない)人。
記事序盤で書いた「もう一つの黒歴史」がこの記事にあたります。

この話は、暗~い雰囲気にはしたくないので、大好きなねえやん(安藤裕子)の楽曲と共に、当時を振り返っていきたいと思います。

目次

出会いはmixiでした

この時点で既に香ばしいよね・・・

mixi全盛期のヘビーユーザーだったから、知らない人と繋がる事にも、リアルな生活と結びつけるのも全然抵抗が無かった。

mixiといえば・・私の尊敬する人柱ブロガー、サツキさんのこの記事を読まねばなりませんよ。
本当、みな気を付けなきゃダメ!男性ですら、こんな刺激的な体験しちゃうんだからね!
私、このリンク貼りたいがためにこの記事書いたといっても過言では・・あるかもしれないさすがに。

【ほん怖】mixiの思い出【戦場のメリークリスマス】

時系列的には、例の黒歴史記事の少し後の話だったと思う。
もうよく覚えてないの。

その時は、丁度お付き合いしている人が途切れていた時期だった。

不安定の超メンヘラ期笑

例のアノ記事の件で、ある程度懲りてはいたけど、基本的には奔放で好奇心旺盛。

そんな折に、mixiで知らない人からメッセージが届く。
細かい文面まではさすがに自信ないんだけど、すごく印象的な内容だったから15年前なのに忘れられない。

日記の文章が魅力的ですね。
友達になるか、結婚してください。

これ1通目だよ?
ハジメマシテ。
読んだ時の衝撃たるや。

危機管理能力とか常識とかが著しく欠如していた私でさえ、さすがに警戒して相手のプロフィールに飛んだ。
(飛ぶんかい)

オシャレなプロフィール写真
どうやら音楽をやっているらしい
年齢は当時29歳(くらいだったはず)
わりと近くに住んでいる(市内)

プロフィールの文章を読む限り、知的で大人な雰囲気だったし、適度にユーモアも交えられていて好印象だった。

特技は借りパクなんだって。

(返信)
ありがとうございます。友達ならOKです。

返事はこのくらいのテンションだったと思う。覚えてないけど。
そこから何通かやり取りをかわしたり、日記にコメントをもらったり。

別に甘ったるいやり取りとかがあったわけじゃなくて。
音楽の話とか
趣味の話とか
仕事の話とか
面白おかしくやりとりしているだけだった。

「エルレって、なんだか好きになれないんだけど”スペースソニック”あれはずるいわーって思うんだよね」

とか言ってたっけ。

バンドの練習見に来ない?

そう誘われたのは、やりとりにも慣れた頃だったと思う。
興味津々だったので、2つ返事でOKした。
※一応言っておくけどこういうの、絶対やめておいた方が良いからね

自宅近くに迎えに来てもらって車に乗った。
※だめだからね、顔も知らない人の車とか乗っては

その時気になったのが、ファミリーカーだったってこと。

乗って初めて、相手の顔を見た。
決して、イケメンではなかったけど、優しそうだったしオシャレな人だなぁって。
社会人なのにヒゲOKなんだ、とか考えてた。

「あめちゃん食べる?」

第一声がこれ。
ダッシュボードに入ってた、確か・・ミルク系のあめをもらった。
お気に入りだとか言ってたような。

走り始めてすぐだったと思う。
うっすらとかかっている音楽について聞かれた。

「この曲知ってる?」

「知らない」

「月桂冠のCMの歌だよ。ちょっとアレンジ違うけど」

思い出した。
永作博美がでてるやつだ。
たまたまだけど、すごく好きなシリーズのCMだった。

でもその時流れていたのは全く雰囲気の違うアレンジ(というか本当はCMに起用されているほうこそがアレンジverなんだけど)だったから、言われなかったら絶対気付かなかった。

その時初めて、ねえやん(安藤裕子)の音楽をちゃんと聴いた。

道中このアルバムがずっと流れていたんだけど、他の曲は全然知らなかったから、会話に集中していたような気がする。初対面だしね。

その時だったかな。
見ちゃったの。

指輪。

あー。結婚してるんだ。

「結婚してください」は一体どういうつもりで言ったんだろう?

別に本気にしてたわけじゃないけど、そういう事が平気で言える神経は、よくわからないなって思った。

好きじゃない。でも、ちょっとがっかりしたのは事実。
心を許しすぎちゃいけないなって、警戒しなおした(やっとですか)

「今からバンドのメンバーに会うけど、俺の”いとこ”って事にしない?」

既婚だもんね、そりゃそうだ。

でもなんだか楽しそうに言うの。ゲーム感覚でやってみようって。
どうやら、バレたところで問題も無いらしい。類は友を呼ぶんだろうか。

スタジオに着いて、バンドのメンバーに軽く紹介されて。
特に多くを聞かれる事なく、私が座る椅子が用意された。

そのバンド、ビックリするくらい演奏が上手かった。

売れなかったけど、レコード会社と何年か契約していたとかなんとか。
(教えて詳しい人)
飽きずにずっと眺めていられるくらい楽しかった。

ごはんに行く話も盛り上がってたんだけど、練習が終わってすぐ
「送ってかなきゃだから~」
と言われて車に乗せられた。
ボロが出そうだったからとか笑いながら言ってて、ずっと楽しそうだった。

家の近くまで送ってもらった。
大人のちょっとしたいたずらに加担した高揚感でずっとふわふわしていた。

その時だったかな、確かCD借りたんだよね。
早速ipodに入れて、聴くようになったの。



今でもこのアルバム2枚が、私にとってのねぇやんの基礎部分って感じ。

その頃の私とねぇやんについて

度を越した彼氏依存。病んで病んで、そんな自分を大いに問題だと思っていた時期で。
幸か不幸か、振られてフリーになった事で「ちょっと成長したい」って思っていた時にねぇやんの音楽に出会った。

私より少し前を歩いている彼女の歌詞に憧れた。
それまで聴く事の無かったタイプの、ポップでちょっとレトロで大人なメロディー、アレンジに徐々にはまっていって、それしか聴かなくなっていった。

最初は声?歌いかた?があまり好きじゃなかったんだけど、クセになるっていうか・・・
今では聴いた事の無い曲でも、すぐに「ねぇやんだ!」って当てられるくらいのねぇやん好きに成長してます。

”いい子にしてるの今は 熱くなるな
夢だけで押さえているの 熱くなるな”

安藤裕子 SUCRE HACACHA

聴くだけで、大人の女性になれる気がして。

突き抜けるように高まりがちな感情を、冷静に諭すように、ふんわり包み込むように。
今までコントロールが効かなかった部分に、ハンドルというか、スイッチを付けてくれたそんな音楽。

[chat face=”inCollage_20210420_182040703.jpg” name=”私” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ちなみにねぇやんってIWGP(池袋ウエストゲートパーク)に出てたんだよ[/chat]

つくづく、つかみどころのない人だった件

例の彼とは、その後何度も会った。

お気に入りの居酒屋?に連れて行ってくれたり。
周りに学生のお客さんはいなくて、おじさんばかり!

でもね、料理がすっっごく美味しかったの!

そういうお店知ってることに「オトナ」を感じちゃう、まだまだお子ちゃまだった私。

あとは・・・夜中に変なつり橋に連れてかれたり・・・
つり橋の奥、渡った先が山なんだけどさ。鳥居がお出迎えしてるの。
その先ずーっと真っ暗でね。半分くらい渡ったんだけど、何言われても、それ以上は進まないで途中で引き返した。アレ絶対ヤバかったと思う。

https://kamisamanoiutoori.com/hontoniattakowaihanashi/

ある日、私の家に遊びに来た。
家に来た理由は忘れたけど、それまで私に興味あるそぶりが一切ないから、ぜんっぜん警戒してなくて。

会話の途中、何の脈略も無く、いきなりかすめ取る感じのチューされて。

「は?」

って。
その後も「無いこと」にして、普通に会話続けてるし。

おそらく、ただのいたずら。
反応見て楽しんでるだけのやつ。

そういう事が度々起こったんだけど、本気じゃない事は分かってたし、
たまに忘れそうになるけど・・

って言い聞かせてスルーしてた。

つもりだった。
残念ながら、ちょっと好きになりかけてしまっていた。

ずるいなぁ。

そのうち、何度か泊まるようにもなった(!!)

でも何もしないの。

信じられないよね?
多分私が一番信じられないって思ってたと思うよ笑
隣で寝てるんだけど、何もしない。

私、齢ハタチの女子大生なんだが?

悔しい?みたいな気持ちすら湧いてきて、出来心でちょっといたずらしてみたり。
でも何も起こらない。

今思えばね、それで良かったと思うの。

既に彼の家族にしてみれば、十分サイテーなことしてたと思うんだ。

「帰りなよ」

って言わなきゃ駄目だった。
でも言えなかった。

仕事の事とか、音楽の事とか色んな事話したけど、
家族の事は話したがらなかったから、私も聞かなかった。

そこにいる彼を現実から切り取って、そばに置いて眺めておきたかったんだと思う。

罪悪感との戦い、負ける

世間知らずで自分勝手な私でも、さすがにこの状況に耐えられなくなってきた。
前には進めないし、後ろにも下がりたくない。

特に未来があるわけでもない。

この曲がほんと染みた。

Amy,
ほら笑って あきらめも少しは大事
highにのぼれ 高く あらがえぬ道を歩いて

誰かが素敵な恋したい。そんなことを呟けば
誰かがほらまた 涙を流す
いつまで泣いて 抱いて抱いてせがむの?

安藤裕子 The Still Steel Down

考えては、考えることを放棄して
頭をめぐっては振り払って、みたいな日々の中で
徐々に私の中にも覚悟ができたんだろうか。

意を決したわけじゃないんだけど、自然にメールの返信に禁句を添えていた。

「奥さんに悪いと思うから」

それ以来、彼発信のメールが来ることは無くなった。
私が送れば、毎回そっけない返事が一度は返ってきたよ。大人!

結婚した今、あの頃をどう思う?

独身だったあの頃と今とでは、見えてる景色がずいぶん違う。

年齢とか、置かれた状況があの頃の彼と重なる。
だから「きっとこんな気持ちだったんだろうな」って思える部分が増えていった。

私の前で暗い顔とか、暗い話はしなかった。
でもきっと、私に逃げている部分があったんだろうと思う。

私が何を与えられていたのかは分からないけど、彼にとっての止まり木になれていたのかな、とは思う。

わかるよ。

恋みたいな刺激が欲しくなる気持ちも。
越えてはいけないラインを、越せる度胸は無い方が良いってことも。

それで終わり。

私から切るようなことしといて、なんでその後メールを送っていたかっていうとね、CDとかDVDを返していなかったから。

「返す?」って聞いたの。

「気にしなくていいよ!」だって。

そうだ。特技借りパクだったもんね。

そのCDとDVD、いまだにあるの。

幾多の断捨離の波を越えて、今も我が家に佇んでる。
時々引っ張り出してDVDを観るのが好き。

彼は私の中では今も結構大きな存在で、大切なんだよね。
執着してるわけじゃなくて、私に大きな変化をもたらしてくれた功労者的な。

ゆうさんありがとう。

傷つかないように、傷つけないように、ライトに。
私を勘違いさせてくれて、背伸びをさせてくれて。

あなたのおかげでどうしようもなかった私も、大人の女性への一歩を踏み出せたんだよ。

もし読んでたら、DMください笑
返すかわからないけど。

おわり。

しつこいけど、サツキさんの記事もっかい貼っとくよ?
思ったより笑い盛りこめなかったから笑

【ほん怖】mixiの思い出【戦場のメリークリスマス】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 恋愛はどんなに偉い人でも失敗するときは失敗するもの。
    むしろそれが経験になるし、思い出になるし、人を成長させると思ってます。だからこういう体験はダメと一概に指摘できないw

    まあ、この出会いが良かったかはさておき、今の沙妃さんを作ってる歴史のひとつなのですね~。

    • ★店長★
      コメントありがとう♪
      決してほめられた経験じゃないけど、間違いなく大きなターニングポイントでした。
      私の知らないところで誰かが傷ついていなかったかって事だけ、それだけが気がかりです。

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる