/
「ミニマリスト」という言葉に
”ちょっと反応してしまう人”
にお勧めな本をご紹介!
\
- モノが増えすぎた実感がある
- ミニマリストに興味がある
- でも踏み出せない…
モノを減らすメリットはなんとなく知っている。
でも、二の足を踏んでいる…そんな人に是非読んでほしい!
この本は特に男性におすすめだよ
著者は佐々木典士(ささきふみお)さん。
Minimal & Ismというミニマリストのサイト運営者です。
ツイッターフォロー数なんと0人
ミニマリストつよつよ。
2015年に初版が発行され、世界25ヶ国で累計60万部を突破!
この記事では、
- 読んで心に残ったこと
- 普段の生活に活かしたいこと
をまとめていきます。
「ミニマリスト」が生まれた背景をひも解いていく
ミニマリストがどういう背景で生まれたのか?
定義などを著者本人の体験を交えて解説しています。
本で登場する様々な例えが現代的でわかりやすいので少しご紹介。
「人間」は5万年前のハードウェア
人は、5万年前から進化しないハードウェアなのだとか。
だとしたら、受け取る情報を精査するのは当然かもしれない。
情報?モノの話じゃないの?
- 整理整頓・掃除
- 在庫管理
- 見る度処分がチラつく
- よりハイスペックな製品が気になる
モノから発せられる情報の処理で、知らず知らずのうちに脳のリソースが圧迫される。
なので、モノを減らして特に強く感じたのが「考えることが少なくなった」爽快感。
そのくらい、モノから発せられる情報は凄まじい。
なぜモノが増えてしまうのか?
大切なことは、今手にしているモノにどんな不満があろうと「かつて」欲しかったものだということ。
例えば…
服はたくさん持っている。
でも着る物が無いと感じる・・・
きっと誰しも一度は経験しているはず。
「着たいもの」がないので、新しく買い足す。
でもそれも、いずれ「着たくない服」になる可能性が高い。
それは「慣れと飽き」によるものだと著者は言っています。
そして、必要以上のモノを持つ理由は「自分の価値」を伝えるため。
モノを持ち、それを誇示することはてっとり早い自己表現。
でも、それが行き過ぎると、モノがあふれる人生になってしまうのです。
何を手放し、何を得た?
巻頭には、マキシマリストだった過去、ミニマリストになった現在の比較写真が載っていています。
正直「これはかなり根気が必要な量だったろうな・・・」と感じるほどです。
何を手放したのか?
著者は、具体的に何を手放したのか…?
言ってしまえばほとんどの物を手放したという事なんだけどね
本、本棚
巻頭の写真でも目立つところに高く積まれていた本は、本棚も含めて処分。
電子書籍が充実してきている現在、紙の本を大量に持つ必要は無いと私もつくづく感じます。
ずっと使うなら広告なしモデル!
音楽、写真、自転車、映画「趣味に関わるモノ」
コンポやCD、ギターにアンプ、カメラ用品(暗室まであったそうですよ!)
映画が好きだそうで、大きなテレビや、ホームシアターまで。
フィルムの写真や思い出の手紙
すべてスキャンして処分。
後述する「写真に撮って捨てる」と同じ理屈です。
物質と思い出を切り離すことで、モノを手放しやすくする技術です。
モノを手放して得たものは?
モノを手放したことによって得たメリットについては、100ページ以上に渡って色んな視点から書かれています。
その中から、私が実感、大いに共感したメリットをいくつか紹介します。
時間ができる
時間ができたこと。
それが私がニマリズムの虜になったきっかけです。
直接的な家事時間だけではありません。
「メディアや広告に惑わされる時間」が減ったのも大きな要素。
モノで自分の価値を高める行為から足を洗うと、広告を見る目が変わる。
必要が無いから、自分との間に線が引ける。
購入の検討もしないし、手に入らなくても悲観することもない。
人と比べない、人の目線も気にならない
自分に必要なモノがわかるミニマリストになれば、比べる「誰か」ではなく、「自分」にフォーカスが移っていく
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」著:佐々木典士
どうしてそうなったのか本当に不思議だけど、周りの目が良い意味で気にならなくなった。
- ブランド物はいらない
- 必要以上の服はいらない
- 安くても高くても気に入っていればいい
ブログも「マイペースだから仕方ない」と楽観的
少し焦った方がいいと思うけど
具体的にモノを減らすためのリスト
本の中では、具体的にモノを減らすためのリスト、55項目が紹介されています。
さらに捨てたい人向けの追加15項目も!
- 最初に意識するべきこと
- どうしても躓くポイント
- 葛藤する場面での思考の切り替え方
初めに「読んでおきたかった」と感じるメソッドがたくさん!
その中でも、私が良いアイディアだと思うものをご紹介!
すぐに手放す
色んなバリエーションで語られていますがとにかく後回しにせず、すぐに手放す!
捨てるのがもったいないと感じるなら買い取りという手も
箱に詰めて送るだけ、出張査定で来てもらうだけなら、手間も時間もかからずさくっと終了です。
写真に撮るというアイディア
モノを捨てる時に「思い入れ」が邪魔をする場面も。
モノ自体には価値は無い。
でも、モノに込められた思い出のせいで捨てられない。
その時、モノを写真に収めてから捨てるという方法。
写真を通して思い出だけ手元に残すことが可能。
昔のアルバム、寄せ書き、賞状や手紙・・・
子供の日々の作品なんかも!
ただし、写真を撮り溜めること自体も仮の手段です。
モノを手放す段階で、かなりの効果を感じられる。
ひと段落したら、写真も厳選することをお勧めします。
収納から捨てる
「収納から捨てる」は森秋子さんの著書にも書かれていた荒業。
収納を捨てると、強制的に中のものを別に移すか、処分するかの二択になる。
一気に片付きます。
部屋の広さやモノを手放す爽快感が一番感じられる手段です。
心のときめきを感じ取る、熱く語れないモノは捨てる
こんまりさんの本にも通ずるかな?
「ときめき」をミニマリズムに応用するという手段です。
「高かったから」「珍しいから」
というフィルターをはずして「ときめく」かどうかで判断。
かなり効果があります。
似た理屈で「自分が熱量を持って語れないモノ」は、無駄なプレッシャーに繋がるので手放すべきです。
視覚にうるさいモノは捨てる
私がモノを減らそうと思ったきっかけは「色」
夫婦だけの生活が長かったので、モノが増えても視覚にうるさいと感じることが無かったのですが、子供が生まれて状況が一変。
色とりどりな子供のおもちゃ、子育てグッズ、子供服…
”色疲れ”した私は一時期、服装をすべてモノトーンで統一しました。
洗濯に使うハンガーや洗濯バサミ、調理に使う道具などもできる限りモノトーン。
モノが減ってからは色に対するこだわりは大分減った。
それでも奇抜な色を買う事には今も抵抗があります。
今、ここを味わう
私はミニマリズムの虜ですが、ミニマリストには程遠い。
本の内容で共感することは多いけど、まだわからないことも。
その中で「いつか必ず到達したい」のが「今を存分に味わう」感覚。
過去に囚われず、未来を恐れず「今に集中する」
これからも、不必要なものを手放し、自由を追い求める暮らしを追求していこうと思います。
御礼
この記事はブログ仲間(先輩)のずーかまさんの「#ケツシバキ愛企画」に参加中に執筆したものです。
ブログを楽しく続けるコツを全力で発信し続ける サラリーマンブロガーのための挫折ゼロブログを運営中!
コメント